腰痛

【自宅でチェック】姿勢改善で疲れにくい体へ:猫背矯正と体幹トレーニング

「疲れやすいな…」と思ったら、姿勢が原因かもしれません

トレーニング指導をしていると、
「最近、寝ても疲れが取れなくて・・・」
「肩や腰が重くて…」

そんな声をよく聞きます。

運動不足かな?年齢のせいかな?と思いがちですが、実際に姿勢を見せてもらうと——
猫背や骨盤の傾きが根本原因というケースがとても多いです。

姿勢が崩れると、見た目が悪くなるだけでなく、筋肉のバランスや血流、自律神経の働きまで乱れてしまいます。
逆にいえば、姿勢を整えるだけで、疲れにくく・呼吸が深く・体の調子が良くなる。

今日は、fan’sでも多くの方が改善している
「猫背改善」「体幹トレーニング」について、
現場の視点からお伝えします。

猫背が疲れを生むメカニズム

なぜ姿勢が悪いと体が重くなるのか

1. 筋肉のバランスが崩れ、力が抜けなくなる

猫背の方を横から見ると、頭が少し前に出て、背中が丸まっています。
この姿勢は、実は首と肩の筋肉で頭を支え続けている状態なんです。

人の頭は約5〜6kg。
ボーリングの球を首で支えているようなもので、
そのまま仕事やスマホを何時間も続けると、
首・肩まわりは常に“緊張しっぱなし”

この“抜けない力”こそが、慢性的な疲れやコリの原因です。

 
2. 呼吸が浅くなり、体が酸欠状態に

猫背になると胸がつぶれて、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと、体内に酸素が回らず、
筋肉の回復や集中力まで低下してしまいます。

午後のだるさ、眠気、集中力の途切れは、
「呼吸の浅さ」が隠れた要因になっていることが多いです。

 
3. 内臓の働きまで悪くなる

前かがみ姿勢では、お腹が圧迫されて内臓が下がります。
これが原因で、便秘・むくみ・冷え・ぽっこりお腹などが起こることも。

姿勢は全身の土台。
ここが崩れると、どんなに栄養を取っても、どんなにマッサージをしても、
根本の疲れは取れにくくなってしまうんです。

体幹を鍛えると、姿勢は勝手に整う

fan’sで行っている実際のトレーニング法

1. 姿勢を支える“見えない筋肉”

「背筋を伸ばそう!」と思っても、数分後には戻ってしまう。
それは意思の問題ではなく、支える筋肉が使えていないからです。

体を内側から支える「体幹」は、
腹横筋(お腹の奥)・多裂筋(背骨)・横隔膜(呼吸筋)・骨盤底筋(下腹)など、
深い位置にあるインナーマッスルの総称。

ここが使えるようになると、自然と姿勢が安定し、
「頑張らなくても背筋が伸びている」状態をつくれます。

 
2. fan’sで実践している体幹トレーニング

■ プランク(基本の姿勢筋トレ)

肘とつま先を床につけて、頭〜かかとを一直線に保つ

お腹をへこませて30〜60秒キープ × 2セット

👉 腰を反らせず、背中ではなく“お腹の内側”で支える意識がポイント。

 
■ デッドバグ(腹筋と背骨の安定)

仰向けで両手両足を上げる(膝90度)

片手と反対の脚をゆっくり伸ばす

戻して反対側も。左右10回ずつ

👉背中が床から浮かないようにする。腰痛持ちの方にもおすすめ。

 
■ ヒップリフト(骨盤の位置を安定)

仰向けで膝を立て、お尻を持ち上げる

肩〜膝を一直線にし、3秒キープ × 10回×2セット

👉 お尻を締めながら行うことで、骨盤の歪みをリセット。

 
3. “使える体幹”を意識するだけで変わる

fan’sでは「回数より意識」を大切にしています。
筋肉を鍛えるというより、
「今どこを使っているか」に気づくことが、姿勢改善の第一歩です。

自宅でできる姿勢リセット習慣

忙しくてもできる簡単エクササイズ3選

「ジムに行く時間がなかなか取れない」という方でも大丈夫。
自宅や仕事中に“ながら”でできる簡単な姿勢リセット法を紹介します。

 
1. 壁立ちチェック

壁に後頭部・肩甲骨・お尻・かかとをつける

腰の隙間に手のひら1枚入るのが理想

30秒キープ × 3セット

👉 立つだけで正しい姿勢が確認できるシンプルな方法。

 
2. タオルストレッチ(胸を開く)

両手でタオルを持ち、頭上にまっすぐ上げる

肩甲骨を寄せながら背中側へ引く

10回×2セット

👉 胸を開きながら深呼吸。これだけで上半身が軽くなる。

 
3. 椅子で骨盤ゆらし

椅子に浅く座り、背筋を伸ばす

骨盤を前後にゆっくり動かす

10〜15回繰り返す

👉 デスクワーク中に固まった腰をゆるめるのに最適。

fan’sでの実際の変化

姿勢改善で「疲れにくくなった」お客様の例

ある40代男性のお客様は、
「運動しても疲れが抜けない」「夕方になると腰が重い」
という悩みで来店されました。

姿勢をチェックすると、骨盤が後ろに倒れ、背中が丸い典型的な猫背姿勢
週1回30分の加圧トレーニング+体幹トレーニングを続けてもらうと、
2ヶ月後には「立っているのが楽になった」「朝のだるさが減った」とのこと。

実際、写真で見ると、背中のラインがまっすぐになり、肩の位置が自然に整っていました。

姿勢が変わると、体も気分も前向きに変わります。
fan’sではそうした変化をたくさん見てきました。

まとめ:姿勢を整えることは、体と心を整えること

明日からできる意識のポイント

チェックポイント 改善の方向 効果
背中が丸い 胸を開き体幹を意識 肩こり・腰痛改善
呼吸が浅い 姿勢と深呼吸をセットで意識 疲労回復・代謝アップ
座り姿勢が崩れる 骨盤を立てる習慣をつける 集中力・姿勢維持力UP

姿勢を直すことは、ただ「見た目を良くする」だけではありません。
血流、呼吸、メンタルまで整う、全身のリセットです。

1日5分、自分の姿勢を意識する時間をつくる。
それが、疲れにくい・軽やかに動ける体への第一歩です。

fan’sの姿勢改善プログラム

fan’sでは、パーソナルトレーニングに加圧トレーニングを掛け合わせた「体幹+姿勢改善」メニューを提供しています。

猫背・反り腰を根本から直したい

肩こりや腰痛を減らしたい

正しいフォームを身につけたい

そんな方に向けて、週1回30分でも変わる体づくりをサポートしています。

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【自宅でできる】腰痛対策エクササイズ5選|目的と効果を徹底解説

「なんとなく腰がだるい」
「長時間座っていると立ち上がるときに痛い」
「朝起きると腰が固まっていて動きづらい」

女性の約7割が、一度は腰痛を経験しているといわれています。
その原因の多くは、筋肉のこわばり・姿勢の崩れ・体幹の弱さ。特にデスクワークやスマホ使用が増えた現代では、腰痛に悩む女性が急増しています。

ただし、腰痛の大半は 自宅での正しいエクササイズで改善・予防が可能
「痛いから動かさない」ではなく、「やさしく動かして支える筋肉をつける」ことが大切です。

今回は、自宅で簡単にできる 腰痛対策エクササイズ5種 を目的と効果を交えて紹介します。最後には、継続が苦手な方や確実に改善したい方のために、fan’sジムでのトレーニング体験についてもご案内します。

腰痛が起こる主な原因

腰痛の背景にはさまざまな要因がありますが、多くの女性に共通しているのが以下の3つ。

筋力不足
お尻やお腹まわりの筋肉が弱いと、腰が負担を受けやすくなります。特にヒップや体幹の筋力低下は腰痛に直結します。

柔軟性の低下
ハムストリングス(太もも裏)や股関節が硬くなると、骨盤の動きが制限され腰にストレスが集中します。

悪い姿勢・生活習慣
長時間のデスクワークや猫背姿勢は、腰の筋肉を硬直させます。日常のクセも腰痛悪化の原因に。

だからこそ、筋力強化+ストレッチ+姿勢改善を組み合わせたエクササイズが効果的なのです。
それでは腰痛対策エクササイズ5種のご案内です。

1. キャット&カウストレッチ(背骨ほぐし)
動画で確認 ⇒ https://youtu.be/kwY_Mn-fPmk

目的
背骨の柔軟性を高め、腰部のこわばりを解消。

効果
・腰まわりの血流改善
・背骨や骨盤の動きをスムーズに
デスクワーク後のリセットに最適

やり方

四つ這いになり、肩の下に手、腰の下に膝を置く。

息を吐きながら背中を丸め、猫のようにアーチを作る。

息を吸いながら胸を開き、背中を反らして牛のポーズ。

5〜10回繰り返す。

2. ニートゥチェスト(膝抱えストレッチ)
動画で確認 ⇒ https://youtu.be/ieGmiTVca-8

目的
腰に負担をかける腸腰筋を伸ばし、腰痛を和らげる。

効果
・腰の重だるさ軽減
・股関節の柔軟性向上
寝起きや就寝前のケアにおすすめ

やり方

仰向けになり両膝を立てる。

片膝を胸に抱え、両手で引き寄せる。

20〜30秒キープしたら反対側も。

左右2〜3セット。

3. ブリッジ(ヒップリフト)
動画で確認 ⇒ https://youtu.be/fKawPiGZ-Xk

目的
お尻や太もも裏を鍛え、腰を支える力を強化。

効果
・骨盤の安定
・腰のサポート力向上
ヒップアップ効果でスタイル改善

やり方

仰向けに寝て膝を立てる。

息を吐きながらお尻を持ち上げ、肩から膝まで一直線に。

2秒キープしてゆっくり下ろす。

10〜15回×2セット。

4. ハムストリングストレッチ(もも裏伸ばし)
動画で確認 ⇒ https://youtu.be/4eYcvCnRDGg

目的
太もも裏の柔軟性を高め、骨盤の引き込みを防ぐ。

効果
・腰への負担軽減
・骨盤の前後バランス改善
脚のむくみ解消にも効果的

やり方

座って片足を前に伸ばし、もう片方を曲げる。

息を吐きながら上体を前に倒す。

20〜30秒キープ。反対側も同様に。

各足2〜3セット。

5. プランク(体幹強化)
動画で確認 ⇒ https://youtu.be/Q9NPvVUg7Q8

目的
腹筋と背筋を同時に鍛え、腰を支える体幹を作る。

効果
・腰の安定感アップ
姿勢改善
・お腹まわりの引き締め

やり方

うつ伏せになり、肘とつま先で体を支える。

頭からかかとまで一直線にキープ。

20〜40秒、2〜3セット。

腰痛対策エクササイズの効果を高めるポイント

毎日少しずつ続けること
1日5〜10分でも効果はあります。習慣化が鍵

痛みがあるときは無理をしない
強い痛みを感じる場合は中止し、専門医に相談を。

フォームを大切にする
間違った姿勢では効果が出ないどころか悪化の原因になります。

生活習慣も見直す
長時間同じ姿勢を避け、こまめに立ち上がる習慣を。

fan’sで腰痛改善&美姿勢へ

「自宅でやってみても続かない」
「正しいフォームかどうか不安」
「効果を実感できずに挫折した」

そんな方には、fan’sパーソナルジムがおすすめです。

fan’sが選ばれる理由

専門トレーナーがあなたの腰痛の原因を分析

正しいフォームをマンツーマンで指導

加圧トレーニングで効率的に体幹・ヒップを強化

姿勢改善と同時に、ダイエットや美ボディメイクも実現

腰痛対策のゴールは「痛みをなくすこと」だけではありません。
疲れにくい体・美しい姿勢・アクティブに動ける毎日を手に入れることが最終目的です。

まとめ

腰痛は放っておくと慢性化し、日常生活や仕事に大きな支障を与えます。
しかし、正しいエクササイズを続ければ必ず改善に向かい、同時に美しい姿勢や健康的な体も得られます。

まずはご紹介した5つの運動から、自宅で無理のない範囲で始めてみましょう。
そして「もっと確実に結果を出したい」「プロのサポートで安心して改善したい」という方は、ぜひ fan’sの体験レッスン へ。

あなたの腰痛改善と美しいスタイル作りを、fan’sが全力でサポートします!

【フォームローラー】導入編

〈この記事を読むとわかること〉

・フォームローラーの使い方

・フォームローラーがオススメの方

・フォームローラーのメリット

 

こんにちは✨️Fan’s北千住店の松井です。

デスクワークやスマホを長時間見ていると、身体が硬くなり不調を感じている方も多いのではないでしょうか?🤳

そこでお勧めなのが、筋肉をほぐし柔軟性を高めてくれるフォームローラーです

運動不足の人や初心者でも扱いやすく、自宅でも簡単にできるので是非参考にしてみてください!

 

【フォームローラーとは?メリットは?】

・フォームローラーは、凝り固まった筋肉をほぐしたり血流を改善したりするのに効果的な、初心者にもおすすめな健康器具です。

・筋膜のリリースができ筋肉の緊張やハリを解消し、質の良い筋肉をたもつことができます。また、可動域が広がる為、姿勢の改善や運動時のパフォーマンスの向上も期待できます。

 

※筋膜→皮下組織に存在する薄い膜のことで、筋肉だけではなく骨や内臓を適切な位置に整えるもの。

 

【こんな方にお勧め✨】

・肩こりに悩んでいる方

・美姿勢になりたい方

・美脚を目指している方

・トレーニングの質を高めたい方

・ダイエットしている方

 

【使い方】

  • ほぐしたい部分にフォームローラーを置く
  • ゆっくり左右に体を揺らす

 

【まとめ】

・フォームローラーは身体全身の筋膜をはがし、柔軟性を高め、筋膜をほぐすのに効果的

・家で簡単に体のケアができる

 

フォームローラーの使い方を知って体のコンディションを高めていきましょう💕

次回以降フォームローラーの使い方をブログで紹介していきます♪